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岩国市長の基地内視察についてのコメント(令和3年1月28日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年1月28日更新

基地内視察(米軍のワクチン接種)について

1月27日、ルイス司令官の案内で、前日(1月26日)から始まった新型コロナウイルス感染症のワクチン接種の状況を視察しました。
最初に、ルイス司令官からワクチン接種の概要についてブリーフィングを受けました。
その中で、ワクチンはモデルナ社製で第一陣が1月25日、岩国基地に到着し、昨日から接種を開始したこと、今回到着した分は今週中に接種する予定であること、接種の優先順位は日本と似通っており、国防総省のガイドラインの通り、まずは医療従事者、救急・消防、セキュリティ関係の人員に提供されることなどの説明がありました。
また、接種は日本人と同じく自己負担なしの任意であるが、基地としては、接種を推奨しているとのことでした。
私の方から、今後の接種の日程や見通し、基地のコロナ規則との関係や変更の有無、日本人従業員の接種の希望もあると聞いているがその取り扱いなどについて質問しました。
司令官は、「日程や見通しについては、今後の米国本国からの輸送や各基地への分配との関係もあり、現時点で確定的なことは言えない」「ワクチンの接種開始により、基地のコロナ規則を変更することはない。接種した者としていない者で規則の適用に違いはない」「接種した者には証明書を交付する」「接種の対象は日米地位協定の対象者で、日本人従業員については対象としない」また、「接種した者の人数については、米軍全体の意向として、公表は控えたい」旨、説明されました。
また、司令官は「今日の午後、接種する予定である」と話され、私は、司令官自らが率先して接種し、最前線で対応するスタッフを守り、基地から感染者を出さないという強い意志を感じました。
ワクチン接種からは外れますが、陽性患者が出た場合の隔離措置や濃厚接触者の追跡調査、県の保健所との連携や情報共有、さらに、コロナ禍の中での基地関係者のメンタルヘルスの取り組みについても司令官に確認したところです。

そして、司令官のブリーフィングの後、実際にワクチン接種を行っている現場(基地内の体育館)へ移動し、一連の状況を視察しました。
体育館の広さはバスケットボールのコートが3面取れる程度の広さでしたが、その中で、「受付→問診チェック→接種→待機(異常の有無の確認・15分間)→報告(チェックアウト)」の決められた手順に沿って、効率的に行っているとの印象を受けました。
また、各部隊から大人数で来た場合でも、ソーシャル・ディスタンスが確保できるようにしているとのことでした。
現在、接種をこの会場1か所で集中的に行っており、海軍診療所でマイナス20度で管理しているワクチンをここに運んでいる、また、接種は資格のある医療スタッフが担当しているとのことでした。
私は、接種の現場を見て、今後、市において、体育館等の大きな会場で接種を行う必要がある場合には、会場における感染対策や効率的な人の流れについて、ここでの手順やレイアウトが大変参考になると思いました。

基地関係者へのワクチンの接種は、日本側に先んじて、感染予防を一歩前に進められたものと受け止めています。
日本側のワクチン接種は春先から開始できる予定ですが、本市においても、適切に実施できる体制を整えていかなければならないとの意を強くしました。
最後に、コロナの一日も早い終息を目指し、引き続き、マスクの着用、こまめな手洗い、ソーシャルディスタンスの確保等、感染対策をしっかりと行い、また、情報を共有し、共に乗り越えていこうと確認しあったところです。

市長基地視察

(写真提供:米海兵隊)