ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 組織でさがす > 農林振興課 > クマの出没に注意!

クマの出没に注意!

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年10月29日更新
市内各所でクマの目撃が相次いでいます。
川原を走る姿や、民家付近を走り去る姿なども目撃され、私たちの身近でクマが生息している模様です。
生ごみを放置しないようにして、クマを寄せつけないようにしてください。

クマの出没にご注意ください

遭遇してしまったら(クマと遭遇した場合の被害を最小限化する)

クマと遭遇した時は、とっさの場合の適切な判断が重要です。以下の注意事項を参照に、遭遇した場合のイメージトレーニングを普段から行ってください。

 

遠くにクマがいることに気がついたときは

落ち着いて静かにその場を立ち去りましょう。クマが先に人の気配に気づいて隠れるあるいは逃走する場合が多いのですが、もし気がついていないようなら存在を知らせるため物音を立てるなど様子を見ながら立ち去ることです。ただし、急に大声をあげたり、急な動きはしないように努めましょう。親子連れ、子グマが単独でいるような場合は特に注意が必要です。

 

近くにクマがいることに気がついた場合

まず落ち着いてください。時としてクマが気づいて向かってくる場合もあります。しかし、本気で攻撃するのでなく、すぐ立ち止まっては引き返すという行動(ブラフチャージ)を見せることがあります。この場合は、落ち着いてクマとの距離をとることで、やがてクマが立ち去る場合があります。ザックなど持ち物がある場合は、それをおいて気をそらしながら後退することで攻撃をかわせることもあります。

クマは逃走する対象を追いかける傾向があるので、背中を見せて逃げ出すのは攻撃性を高める場合があります。クマを見ながらゆっくり後退する、静かに語りかけながら後退するなど落ち着いて距離をとるようにし、あわてて走って逃げてはいけません。

 

至近距離での突発的な遭遇に対して

クマによる直接攻撃など過激な反応が起きる可能性が高くなります。特に親子連れ、子グマと母グマが少し離れている場合などです。実際問題として、攻撃を回避する完全な対処方法はありません。クマは攻撃的行動として上腕で払いのける、つかみかかる、抱え込む、噛み付くなどの行動をしますが、ツキノワグマでは一撃与えたあとにすぐ逃走する場合が多いとされています。多くは顔面ならびに頭部が攻撃対象になるので両腕で顔面や頭部を覆い、直ちに伏せるなどして重大な障害や致命的ダメージを最小限にとどめることが重要です。

 

積極的な反撃について

クマの攻撃に対して巴投げで撃退、ナイフを使って反撃に成功したなどとの報道もあります。このため、反撃したほうがよいという意見もあります。しかし、遭遇条件や個人の反撃行動力などは異なります。クマの攻撃性を高め、被害を大きくする可能性もあるので、積極的な反撃行動は推奨できません。

 

クマ撃退スプレー

クマ撃退スプレー(唐辛子の成分であるカプサイシンを発射するスプレー)は、クマ撃退用品として実績と効果が認められているものです。クマに向かって噴射し、目や鼻、のど粘膜を刺激することで撃退効果を期待するものです。製品により異なりますが、有効射程距離は一般に短い(5m程度)ことを知っておくなど、使い方に注意が必要です。さらに、下草が人の背丈ほどに鬱閉したところなどでは効果的な噴射が難しく、十分な効果を期待できないこともあります。また、出会い頭の遭遇といった条件では対応困難です。過信は禁物です。さらに、刺激性物質の効果はクマも人も同じなので、風向きによっては一時的ですが発射した本人への影響もあります。山林作業従事者などクマの生息地に頻繁に入る人は、クマスプレーを常に携帯し、正しく使用ができるように実習や訓練をしておくことが重要です。

 

○犬を連れての散歩の際の注意

犬の散歩中にツキノワグマに襲われた死亡事故が、2004年8月に長野県で、2006年10月には富山県で発生しています。事故原因の詳細は不明ですが、犬がクマを見つけて挑発した可能性が原因の一つとして示唆されています。軽井沢のベアドッグのように訓練された犬ならクマ対策に有効ですが、犬を連れていれば安心との過信は禁物で、むしろ危険な場合もあることを2つの事例は示唆しています。クマの出没のおそれがある地域で、犬を連れての散歩の際には、手綱を放すべきではありません。クマを見つけても吠えて挑発するだけで、クマが接近してくると逃げ出すような犬の散歩の際には特に注意が必要です。

 

紹介した対処方法も、とっさの場合には、行動に移すことが困難なこともあるでしょう。ここまで述べたことを参考に、クマに出会った場合には最適と思われる方法で対処してください。

 

クマと遭遇しないために (対策)

クマの知識・情報を持つこと

クマの糞や足跡などの痕跡を見つけたらその先には行かない、引き返すなどの注意をするべきです。子グマを見つけても近づいてはいけません。近くに母グマがいる可能性が高いため、早くにその場所を離れてください。

 

自分の存在をアピールすること

クマ類生息地では常にクマとの遭遇の危険性があるものとして行動するべきです。鈴など音の出るものを携帯し自分の存在をアピールすることが必要です。クマにも個体差があり全部のクマがそうではありませんが、人の気配に敏感なのでクマのほうが先に人の接近に気がついて隠れる場合が多いようです。

 

自分を取り巻く環境に気を配ること

山菜採りなどでは採集に夢中になりがちで、周囲の異常に気がつかない場合があります。時々周囲に注意し、笹薮など見通しのきかない場所には不用意に入り込むべきではありません。また、二人以上で行動するべきです。数人で行動する場合も、各人ばらばらにならず、なるべくまとまって行動しましょう。

 

周りの環境の変化に注意すること

悪天候、夕暮れ時は人がクマを、クマも人を視認しにくい場合が多いので特に注意が必要です。また、川や沢の近くでは、水音のためクマに異常接近するまで気がつかないこともあるので注意が必要です。

 

人がおいしいものはクマもおいしい

食品やごみは必ず持ち帰ること。人間の食品またはその臭いなどに馴れさせてはいけません。もちろん、給餌を行ってはいけません。生ごみなどに触れる機会が増えることによって、クマは人の生活圏内を餌探しの恒常的な行動範囲と認識してしまうためです。意識的、無意識的な給餌が潜在的な加害クマを作り出し、不幸な出会いを引き起こし、場合によってはその地域の個体群に大きな影響を与えます。

 

○中山間地域・人里でのクマ類との遭遇を防ぐ

農耕地、果樹園など集落周辺におけるクマ類との遭遇による人身被害が増えています。このような場所は本来のクマの生息環境ではなく、果樹や蜂の巣に誘引されるなど、特定の条件が原因となっていることも多く、クマの防衛的攻撃性が山奥で出会うよりも大きい場合があります。出会ってしまってからの対策ではなくあくまでも予防、抑止が重要です。誘引源となりそうなものを可能な限り除去しクマを引き寄せない、近づけない対策を講じて人との不用意な遭遇を避けることが重要です。

 

クマの自衛的攻撃行動に注意する

果樹など餌となる物があると、それに対する占有意識が高まっているので、接近するものに対して過剰な攻撃的行動に出る危険があります。明け方、夕方などクマの行動が活発な時間帯には、そのような場所に行くことをなるべく避けてください。

 

クマに利用できない環境を作ること

クマ類の恒常的生息域に隣接する地域での果樹や飼料作物(トウモロコシなど)の生産に当たっては、電気柵などを設置してクマが利用できない環境を作る必要があります。また、クマの恒常的生息域内あるいはその周辺に養蜂箱を置く場合は、自分の安全のためにも電気柵を設置してください。電気柵の設置には補助制度もあるので活用してください。

 

誘引物の除去

クマのエサとなる庭先のカキ、クリなどはなるべく早く収穫しましょう。廃果の山中への廃棄や農地内での堆肥化は誘引源ともなるので、クマが利用できないよう適切な処理方法を検討してください。重度の出没や被害地域では、クマのエサとなるミツバチ類の分封群、ニホンミツバチの蜜洞、スズメバチ類の巣(壁の中や屋根裏にできることがある)なども直ちに人家近くから除去することを勧めます。

 

生ゴミでおびきよせない

クマ生息地や過去に居住地内侵入があったところ、クマ生息地に所在する観光施設、別荘などでは生ごみなどの管理を厳重にする必要があります。ごみ集積場をクマに開けられない加工が施された金属製のごみステーション(クマ対策ゴミ箱)などに替えることも検討すべきです。クマの大量出没時には、庭先などでの生ごみの堆肥化(コンポスト)は一時的に停止し、クマに掘り返されないようしっかりと埋めてください(利用再開は、冬眠期の12月中旬以降としてください)

 

早期発見できる環境作り

家屋の周囲での人身事故を防ぐために、夜間は照明などを設置して視認性をよくし、クマの接近の早期発見に注意してください。また、クマの隠れ場所となる可能性のある家屋周辺の草藪などを刈り払い、見通しをよくしてください。


Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)