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世界遺産への取組

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年3月28日更新

錦帯橋の世界遺産登録を目指しての歩み

内容

平成18年
(2006年)

11月 「世界遺産暫定一覧表」追加記載に向けた提案制度により、世界遺産暫定一覧表追加資産提案書「錦帯橋と岩国の町割」を山口県と岩国市が共同作成し、文化庁に提出
  ◆提案書(PDF)<外部リンク>
平成19年
(2007年)
1月 文化庁の審査結果が「継続審査」となる。
3月 「錦帯橋みらい構想 ~錦帯橋の歴史を繋げていくためにすべきこと~」策定
12月 世界遺産暫定一覧表記載資産再提案書「錦帯橋と岩国の町割」及び「検討状況報告書」を文化庁に提出
  ◆再提案書(PDF)<外部リンク>
  ◆検討状況報告書(PDF)<外部リンク>
平成20年
(2008年)
1月

第1回錦帯橋国際シンポジウムを開催
フランスのイコモスアドバイザーであるミシェル・コット氏とアメリカの世界の橋梁研究者であるエリック・デロニー氏を招き、講演、討論を行う。錦帯橋の世界遺産となる可能性を確認
20-1 20-2 20-3

  ◆錦帯橋国際シンポジウム報告書(PDF)<外部リンク>

3月 「名勝錦帯橋保存管理計画書」策定
9月 文化庁の審査結果が発表される。岩国市の提案は「暫定一覧表」掲載には至らなかったものの、「暫定一覧表候補資産」として「カテゴリーIa」の評価を得る。
平成21年
(2009年)
3月 世界文化遺産特別講演会「錦帯橋の世界文化遺産登録のゆくえ -文化庁による暫定一覧表の記載をめぐって-」(講師:東京大学大学院教授 西村幸夫氏)を開催
6月 世界遺産登録されるために必要な様々な課題について検討する「錦帯橋世界文化遺産専門委員会」を設置
平成22年
(2010年)
2月 世界遺産講演会「錦帯橋の魅力」(講師:早稲田大学理工学術院教授 依田照彦氏)を開催
4月 岩国市産業振興部観光振興課内に錦帯橋世界遺産推進室を設置
11月

第2回錦帯橋国際シンポジウムを開催
中国北京大学教授の方ヨウ氏を招き、講演、討論を行う。中国に錦帯橋のルーツになる橋が無いことが確認され、第1回の国際シンポジウムの結果とあわせて、世界唯一の価値を有する木橋であるという結論に達する。
23-1

  ◆第2回錦帯橋国際シンポジウム報告書(PDF)<外部リンク>

平成23年
(2011年)
1月 世界遺産講演会「フランス石橋紀行 ~石から考える錦帯橋~」(講師:熊本大学大学院教授 小林一郎氏)を開催
7月 世界遺産勉強会「三匹のこぶたと考える木の話」(講師:福岡大学准教授 渡辺浩氏)を高校生を対象に開催
9月 世界遺産講演会「世界遺産がある街はこんな風になっているよ! ~ギリシャ、アテネ、アクロポリス周辺について~」(講師:徳山工業高等専門学校准教授 中川明子氏)を岩国市立岩国小学校で6年生を対象に開催
平成24年
(2012年)
1月 世界遺産講演会「錦川のあり方を考える -錦帯橋の世界遺産化に向けた自然との共生のために-」(講師:新潟大学名誉教授 大熊孝氏)を開催
3月 「錦帯橋みらい計画(基本方針)」策定
6月 世界遺産講演会「300年前の木造建築 -同世代の建築からみた錦帯橋の技術-」(講師:東京大学生産技術研究所教授 腰原幹雄氏)を開催
11月

錦帯橋シンポジウムin江戸「錦帯橋の価値」を早稲田大学大隈記念講堂にて開催
基調講演「錦帯橋からスカイツリー」(講師:元東京藝術大学学長 澄川喜一氏)、「アーチがつなぐ錦帯橋」(講師:早稲田大学教授 依田照彦氏)とパネルディスカッション「類いまれなる木造橋」を行い、錦帯橋の比類なき価値を再確認
24-1

平成25年
(2013年)
3月 「究極の名橋 錦帯橋」(錦帯橋論文集)刊行
6月 世界遺産講演会「錦帯橋に見る日本の木の文化 -錦帯橋の時代、ヨーロッパはどんな橋をつくったか-」(講師:名古屋大学大学院教授 佐々木康寿氏)を開催
平成26年
(2014年)
1月 世界遺産講演会「世界文化遺産候補の軍艦島 -その現状と今後の問題点-」(講師:東京電機大学名誉教授 阿久井喜孝氏)を開催
3月 「錦帯橋みらい計画(基本計画) -錦帯橋を未来につなげるために-」策定
7月 世界遺産講演会「ユネスコ世界遺産委員会勧告『科学と技術遺産』 -錦帯橋への適用可能性を探る-」(講師:日本大学上席研究員 伊東孝氏)を開催
平成27年
(2015年)
3月 世界遺産講演会「世界遺産の今と錦帯橋のこれから -世界遺産リスト登録に向けた価値づけを考える-」(講師:北海道大学観光学高等研究センター長 西山徳明氏)を開催
4月 岩国市産業振興部内に錦帯橋課を設置
8月 世界遺産講演会「『2重ネジレ』と錦帯橋」(講師:熊本大学大学院教授 小林一郎氏)を開催
平成28年
(2016年)
3月 世界遺産講演会「吉川広家公の生涯」(講師:作家 中路啓太)を開催
7月 世界遺産講演会「日本国内における歴史的土木構造物の保存」(講師:工学院大学教授 後藤治氏)を開催
11月 県・市・関係団体とで「錦帯橋世界文化遺産登録推進協議会」を設立<外部リンク>
28-1
  ☆錦帯橋世界文化遺産登録推進協議会ホームページ<外部リンク>
平成29年
(2017年)
3月 世界遺産講演会「木橋の構造とデザイン」(講師:錦帯橋報告書編纂作業部会委員 松村博氏)
11月

錦帯橋シンポジウム「構造と美-世界遺産としての価値-」を開催<外部リンク>
基調講演「世界遺産の今と錦帯橋」(講師:国士舘大学教授 岡田保良氏)、パネルディスカッション「錦帯橋のOUV(顕著な普遍的価値)について」を行う。
【錦帯橋世界文化遺産登録推進協議会事業】
 29-2 29-3

  ◆錦帯橋シンポジウム報告書(PDF)<外部リンク>

平成30年
(2018年)
2月 錦帯橋ロゴマークの発表<外部リンク>
【錦帯橋世界文化遺産登録推進協議会事業】
30-1
12月

村岡知事、岩国市長らが文部科学省を訪れ、柴山文部科学大臣に山口県と岩国市が共同作成した「世界遺産暫定一覧表記載資産候補提案書 錦帯橋」を提出
30-2

  ◆世界遺産暫定一覧表記載資産候補提案書(PDF)<外部リンク>

平成31年
(2019年)
3月

錦帯橋世界遺産国際意見交換会を開催<外部リンク>
約10年ぶりにフランスからナント大学名誉教授であり、イコモスパネル委員のミシェル・コット氏を招き、錦帯橋世界文化遺産専門委員会委員長、熊本大学大学院教授の小林一郎氏、(一社)日本イコモス国内委員会委員長、国士舘大学イラク古代文化研究所教授の岡田保良氏とで錦帯橋のOUVと世界遺産登録に向けた課題等について意見交換を行う。
【錦帯橋世界文化遺産登録推進協議会事業】
31-4 31-1 31-5

  ◆錦帯橋世界遺産国際意見交換会主な意見内容(PDF)<外部リンク>

令和元年
(2019年)
8月

錦帯橋世界遺産セミナー2019「錦帯橋の保存管理 -岩国の宝を守り継ぐ-」を開催<外部リンク>

  • ミニ講話1:「健全度調査(強度試験)について」
     講師:早稲田大学名誉教授 依田照彦氏
  • ミニ講話2:「錦帯橋における架替とオーセンティシティ【真実性】について」
     講師:京都工芸繊維大学教授 清水重敦氏
  • ミニ講話3:「世界文化遺産に必要な保存管理について」
     講師:文化庁文化資源活用課文化遺産国際協力室文化財調査官 鈴木地平氏
  • 全体討論
     進行:熊本大学大学院特任教授 小林一郎氏

【錦帯橋世界文化遺産登録推進協議会事業】
1-1

10月 錦帯橋世界遺産登録推進PRポスター完成<外部リンク>
【錦帯橋世界文化遺産登録推進協議会事業】
1-2
令和2年
(2020年)
3月 「錦帯橋調査報告書」刊行
令和3年
(2021年)
1月 「錦川下流域における錦帯橋と岩国城下町の文化的景観保存活用計画」策定
国に重要文化的景観の選定についての申出を行う。
  ☆岩国市における文化的景観の取組について
3月 「名勝錦帯橋保存活用計画」策定
  ◆名勝錦帯橋保存活用計画書(PDF)
  ◆名勝錦帯橋保存活用計画書<概要版>(PDF)
10月 「錦川下流域における錦帯橋と岩国城下町の文化的景観」が重要文化的景観に選定される。
12月

錦帯橋世界遺産セミナー2021「錦帯橋におけるオーセンティシティ(真実性)」を開催<外部リンク>

  • 講演1:「世界における木造建築遺産の保存・継承方法とオーセンティシティ(真実性)」
     講師:京都工芸繊維大学助教 マルティネス・アレハンドロ氏
  • 講演2:「錦帯橋におけるオーセンティシティ(真実性)」
     講師:京都工芸繊維大学教授 清水重敦氏

【錦帯橋世界文化遺産登録推進協議会事業】
講演1の模様 講演2の模様

  ◆講演動画視聴<外部リンク>

令和4年
(2022年)
12月

錦帯橋世界遺産国際オンラインミーティングを開催
海外専門家3名と国内の有識者10名で、錦帯橋の価値やオーセンティシティについて意見交換を行う。

  ◆参加者リスト<外部リンク>

令和5年
(2023年)
11月

錦帯橋世界遺産国際シンポジウム「国際的な視点からの錦帯橋のオーセンティシティ」を開催<外部リンク>

チリからイコモス無形文化遺産国際委員会副委員長のアンヘル・カベサ氏、ギリシャからイコモス国際木の委員会エキスパートメンバーのエレフテリア・ツァカニカ氏、スペインからイコモス国際木の委員会エキスパートメンバーのミケル・ランダ氏を招き、ランダ氏による特別講演とパネルディスカッションを行った。
パネルディスカッションでは、錦帯橋のオーセンティシティや地域コミュニティの参画などについて、議論を行った。

  • 特別講演 「国際的な視点からの錦帯橋のオーセンティシティ」
     ミケル・ランダ氏(イコモス国際木の委員会エキスパートメンバー)
  • パネルディスカッション
    【コーディネーター】
     マルティネス・アレハンドロ氏(京都工芸繊維大学助教)
    【パネリスト】
     アンヘル・カベサ氏(イコモス無形文化遺産国際委員会副委員長)
     エレフテリア・ツァカニカ氏(イコモス国際木の委員会エキスパートメンバー)
     ミケル・ランダ氏
     岡田保良氏(国士舘大学名誉教授、(一社)日本イコモス国内委員会委員長)
    ​ 西和彦氏(文化庁文化資源活用課文化遺産国際協力室主任文化財調査官)

【錦帯橋世界文化遺産登録推進協議会事業】
視察 特別講演 パネル
  ◆シンポジウム動画視聴<外部リンク>


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