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クロバネキノコバエ類の発生について

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年12月1日更新

 平成26年6月下旬に、岩国市内の一部で大きさ1~2mm程度の小さなクロバネキノコバエ類が大量に発生しました。
 クロバネキノコバエ類は、人を刺したり、直接被害を及ぼすことはありませんが、大量に発生し、家屋に侵入したりすることから、不快害虫とされています。

クロバネキノコバエ拡大図クロバネキノコバエ(窓のサッシ)

クロバネキノコバエ類の特徴 

  • 体長1~4mm程度で非常に小さく、網戸を通り抜ける種類もいます
  • 黒色で羽を持っています
  • 一年中発生していますが、特に梅雨時期、秋に大量発生することがあるようです
  • 1日のうちでは、朝方(明け方から午前10時頃)の間に多く発生します  
  • 成虫の寿命は4~10日程度であると言われています
  • 畑、植木鉢、腐葉土等から発生することも考えられますが、 現在のところ、発生源は特定されておらず、駆除することは難しいと言われています

対策 

  • 大量発生する時間帯 (朝方)には、窓を閉め、隙間をふさぐ
  • 網戸や窓、ドアのサッシなどに市販の忌避剤や虫除け、殺虫剤などを噴霧する
  • 成虫の飛行能力は高くないため、扇風機などで、窓やドアに成虫が近寄らないよう 風を送る
  • 窓を閉め切った状態で換気扇を使用すると、屋内の気圧が下がり、空気の流れに沿って隙間から成虫が侵入することがあるので注意する (発生する時間帯は、可能な範囲で換気扇を使用しない)
  • 屋内に侵入したものについては、市販の殺虫剤で駆除し、掃除機で吸い取るなどする

※発生源が特定できず、駆除では対応できないため、屋内への侵入防止が中心となります
※大量の薬剤を広範囲に散布し駆除を行うことは、環境に与える負荷を考え、避けた方が良いでしょう
※岩国市では駆除は行っておりません