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【由宇・蛙岩 漆原友紀さんその2】

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年4月1日更新

小学校からは、由宇に引っ越しました。
海と山と川に出会って、真っ黒になって山ザルのように遊ぶ日々でした(実際当時男子から「サル」と呼ばれてました)。
家の近くの海では、潮干狩りをしたり飛び込み台から飛び込んだりしてよく遊びました。
今はきれいな海水浴場になりましたが、昔の面影が無くなってしまったのは少しさみしいです。

カエルの姿に見える蛙岩

由宇川を上って由宇温泉を少し過ぎたあたりに、この「蛙岩」があります。

由宇町に伝わる蛙岩の伝説

20代前半頃、自転車で散策していてこの場所を知り、この伝説を元に短い話を描きました。
川の底が海に抜けるという大胆なイマジネーション、地元にもこんな面白い伝説があったんだ!という生の喜びが、その後の民話や伝承などへの興味につながり、「蟲師」というまんがにつながってゆきました。

蛙岩の後姿

後姿もプリティです。

蛙岩とその周辺

周囲は「蛙岩公園」として整備され、飛び石もあったりして、以前子供を連れて行ったらとても喜んで遊んでいました。
いつ行っても人がいないのであまり知られていないのでしょうか…穴場です。
取材時は雨の後で木の枝なども多いですが、夏場はもっと水の色も鮮やかな青緑色で、きれいな所です。
これからも何度も訪れたい、大好きな場所です。

漆原友紀