ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 私の岩国 > 【ゆう温泉 相馬芳枝さんその4】

【ゆう温泉 相馬芳枝さんその4】

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年4月1日更新
 由宇町は、人口1万人足らずの小さな町であり、2006年の合併により岩国市となった。由宇唯一の川、由宇川を約5キロさかのぼったところにゆう温泉がある。付近では昔から暖かい湯気が吹き出していたそうであるが、私が由宇にいた頃には、まだ、今のような温泉施設はなかったから、歴史は浅い。かつて私も故郷に帰った時に泊まり、昔、お世話になった人達と楽しい食事をしたが、中々よい温泉である。ジャクジーや露天風呂があり、窓の外には四季折々の花がみえ、川をさかのぼる子魚にも情緒があった。この温泉は中倉出身の幼馴染、由宇建材の故友田洋社長が経営を立て直され、今はご子息が継いでおられると聞く。周囲の農村の人にとっては、貴重な憩いの場であろう。私が訪れたのは金曜日であったが、駐車場はいっぱいで、繁盛を物語っていた。
 さらに約3.5キロさかのぼると、広島東洋カープ2軍の練習場、由宇練習場がある。広島東洋カープでは、黒田博樹選手、新井貴浩選手等が大活躍し、2016年にセ・リーグで25年ぶりの優勝の立役者となった。また、鈴木誠也選手のサヨナラホームランに対して、緒方孝市監督が語った「神ってる」という言葉は、2016年の流行語大賞に選ばれた。広島東洋カープ関係者のお疲れ直しにゆう温泉は役だっていたかも知れないと、フト思わずにはおれなかった。
ゆう温泉
ゆう温泉
ゆう温泉受付
ゆう温泉受付