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蓮田 中馬浩さんその1

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年4月1日更新
南岩国駅の裏手にある、とにかくどのくらいの広さがあるんだろう?
何平米という言葉は似合わない、とにかく広い。
蓮田の写真
見渡す限りの田んぼが蓮田、小学生のころ、近くの東洋紡の下社宅にすんでいた私にとって、田んぼと言えば稲田ではなく蓮の田んぼの象徴だった。
私は結構ここで遊ぶのが好きで、フナやザリガニ、メダカ、ゲンゴロウを取って遊んでいた。
蓮田の脇を流れる水路は、今でこそコンクリートで固めた水路になってしまったが、当時は土を盛り上げただけの土手で、土手を下るとさまざまな生き物の宝庫だった。
蓮田の写真
田んぼの中では金魚の餌にするミジンコ、さまざまな生き物に出会い捕まえ、よく田んぼの中に素足で入って農家の方に怒られた。
遠くには白鷺が、餌をついばむために飛来し、その白い姿が引き立っていた。
蓮田の写真
蓮の葉が茂る夏、白やピンクの蓮の花が時折蓮の葉の隙間からのぞかせる風情も格別なものがある。
岩国を象徴する蓮田、私の思い出の一コマでもある。