景観は、地域の風土の基盤をなす自然環境を根幹として、その風土に対応して築かれてきた文化や産業等、地域の人々の生活によって形づくられるもので、今後も変化していくものです。
そのため、本市において「景観」とは、目に見えるものだけでなく、そこに吹く風や感触、香り、聞こえてくる音等の五感を通じて感じられる地域の印象に加え、地域性や歴史性等の関係を認識することによって、はじめて全体像が把握できるものと考え、『岩国市の「自然」や「歴史・文化」、そこに育まれてきた「人と心の生活」をあらわすもの』と定義しています。
本市の自然の景観は、中国山地から連なる山並み、清流錦川や島田川の流れ、そして瀬戸内海の海岸線や大小の島々が基調となっています。
本市には、地域ごとに長い歴史と高い文化を反映する景観があります。
本市は、県東部の中核都市として約15万人の市民が暮らし、活発な生産活動が行われています。