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市長記者会見「市議会3月定例会提出予定議案について」(平成31年2月18日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年2月18日更新
  • 日時 平成31年2月18日 15時00分~
  • 場所 議会会議室
  • 担当課 広報戦略課広報班

市長 それではまず最初に、市議会3月定例会に提出いたします議案でございますが、諸般の報告が1件、報告3件、諮問3件、議案は87件でございます。それでは、主なものにつきましてその概要をご説明いたします。
 議案第1号「平成30年度一般会計補正予算」及び議案第2号から議案第8号までの各特別会計の補正予算につきましては、職員の異動等に伴う人件費の調整を行うとともに、国の補正予算に伴い実施する事業費の計上や決算見込みに合わせた諸経費の調整などを行っております。
 次に、議案第10号の「平成31年度岩国市一般会計予算」及び11号から20号までの各特別会計の予算につきましては、お配りした「予算の概要」に沿って説明をさせていただきます。
 まず1ページの予算編成方針についてでございますが、本市におきましては、市の税収入全体では横ばいが見込まれる中、普通交付税の合併支援措置の段階的縮減が始まって4年目となることから、更なる減収が見込まれます。また、高齢化の進展などによる社会保障費や、平成30年7月豪雨に伴う災害復旧費、そして大規模事業、公共施設の維持管理・更新等に多くの財源が必要であり、今後も厳しい財政状況が続くというふうに見込んでおります。
 これらを踏まえまして、予算編成に当たりましては、財政計画の基本方針であります「将来負担の軽減」を堅持しつつ、総合計画及び総合戦略に基づく事業を実施することを基本方針といたしました。
 具体的な取組みとしては、投資政策的経費は、重要度、緊急度、事業効果等を勘案し、より優先順位が高い「まちづくり実施計画」に登載した事業を選択しました。経常経費は、事務事業の効率化などを図ることとして、特別な事情のあるものを除き、おおむね平成30年度当初予算ベースで配分した一般財源の範囲内で編成をいたしました。市債につきましても、発行をできるだけ抑えるとともに、発行に当たっては、財政的に有利な普通交付税算入率の高い市債の活用に努めました。
 以上の結果、2ページの予算規模になりますが、一般会計は、763億6,000万円となり、東小・中学校施設整備事業費などが増となる一方で、ごみ焼却施設の建設事業が完了することや、総合支所整備事業、岩国駅周辺整備事業などの大規模事業が減となることから、全体的に前年度に比べ、4.8パーセントの減となっております。特別会計のほうでは、全体361億620万円となりまして、前年度に比べ0.4パーセントの増となっております。
 次に、3ページで歳入の状況につきまして、款別の状況を一覧表と円グラフで示しております。
 そして、4ページからの主な歳入の状況でありますが、まず市税につきましては、法人市民税、固定資産税の増などを見込み、全体では、前年度に比べ、1億4,100万円増の184億2,500万円を見込んでおります。
 地方交付税につきましては、普通交付税の合併支援措置の段階的縮減などにより、前年度に比べ、7,200万円減の142億1,200万円を見込んでおります。
 次に、国庫支出金につきましては、災害復旧費国庫負担金などが増となる一方で、ごみ焼却施設建設事業費補助金の大幅な減額などによりまして、前年度に比べ、52億9,076万7,000円減の150億7,975万2,000円となっております。
 次に、繰入金につきましては、ポンプ場整備基金からのとりくずし金が増となるほか、平成30年7月豪雨の災害復旧に多額の一般財源を必要とするため、財政調整基金のとりくずし金が増となることなどにより、前年度に比べ、29億4,223万円増の52億2,102万8,000円となっております。
 市債につきましては、合併特例債を活用した大規模事業は引き続き実施するものの、ごみ焼却施設建設事業の完了などにより、前年度に比べ、25億840万円減の95億1,260万円となっております。
 続きまして、6ページでは歳出の状況について、目的別の状況を一覧表と円グラフで示しております。
 7ページの主な歳出の状況について、13ページ以降の主要な事業に上げた新規事業や主な事業などを中心にご説明いたしますと、まず総務費は、127億8,571万1,000円で、これは玖珂・周東地域の庁舎建設工事費のほか、JR南岩国駅バリアフリー化事業費補助金を計上しております。
 また、特定防衛施設周辺整備費では、市立小中学校の学校給食費の無償化に係る経費を計上しており、再編関連特別事業費では、こども医療費の助成経費のほか、ポンプ場整備に係る経費等を計上しております。
 続いて、民生費は、236億1,518万8,000円で、保育園、幼稚園、認定こども園などの施設利用に対する子ども・子育て支援施設型給付費のほか、プレミアム付商品券発行に係る経費を計上しております。
 続いて、衛生費は、67億1,573万円で、風しんの抗体検査及び予防接種に対する助成経費や、サンライズクリーンセンターの余熱を利用した温水利用型健康運動施設の建設に係る経費を計上しております。
 続いて、農林水産業費は、14億6,457万1,000円で、新規就農者等の農業用施設等の設備投資に対する助成経費のほか、老朽化した漁港施設の改修に係る経費を計上しております。
 商工費は、9億5,210万3,000円で、市内中小企業の若手人材確保に対する助成経費のほか、観光振興や地域ブランド化の推進を図るための経費を計上しております。
 土木費106億6,672万7,000円、これは愛宕山まちづくり区域における多目的広場の整備や、南岩国地区都市再生整備に係る経費を計上しております。
 消防費29億1,871万8,000円で、これは岩国地区消防組合中央消防署西分署整備に係る負担金のほか、豪雨災害対策として、気象情報等の収集や解析を行うための経費を計上しております。
 続いて、教育費81億2,765万4,000円で、これは小中一貫校として整備する東小・中学校の施設整備や、御庄小学校プールの整備、世界大会のキャンプ地誘致に係る経費のほか「英語交流のまちIWAKUNI推進事業」として「英語交流のまち」を実現し、グローバルな人材の育成を図るための基本方針の策定などの経費を計上しております。
 次に、災害復旧費は、32億7,517万3,000円で、平成30年7月豪雨により被災した道路・河川等のインフラや農地、周北小学校などの文教施設の災害復旧を進める経費を計上しております。
 公債費は、52億8,607万1,000円で、通常の定期償還分の減により、前年度に比べ、9,918万2,000円の減となっております。
 次の8ページからは、歳出の状況を、性質別に分析したもので、13ページからは、平成31年度の主要な事業の概要について掲載し、新規事業は、事業名の右のほうに「新規」と表記しております。また、62ページからは、各特別会計の概要となっております。
 予算関係の主な説明は以上となりますが、ご承知にように、本年は「平成」から新たな元号を迎える節目の年でございます。まさに新たな時代のスタートとなります。こうした中、新年度予算は、国庫補助金や合併特例債などの有利な財源を有効活用し、玖珂・周東地域の庁舎や、愛宕山の多目的広場、東小・中学校など、これからの岩国に必要な施設の整備を着実に進めていくとともに、平成30年7月豪雨で被災した道路・河川等のインフラや農地などの早期復旧など、市民の皆様が、安心・安全に暮らすことのできるまちづくりを推進していく内容としております。
 また、基地とともに歩んできたまちとして、本市の特性を活かしながら、英語の学びや国際交流が充実した「英語交流のまち」を実現し、グローバル人材の育成を図るための基本方針の策定等にも取り組んでまいります。
 このような新年度の予算を一言で言い表しますと、「新たな時代 未来創造予算」であるというふうに考えております。
 それでは続きまして、その他の議案につきまして主なものをご説明いたします。
 議案第25号から48号までは、岩国市農業委員会の委員24人を任命するに当たり、市議会の同意を求めるものであります。
 議案第49号は、公共施設等の計画的な更新等に必要な経費に充てるための基金を設置することについて、新たに条例を制定するものであります。
 議案第61号は、道の駅ピュアラインにしきに多目的室の新設等を行うため、規定の整備を行うものであります。
 議案第66号は、岩国駅西口駅前広場整備にかかる工事請負契約を締結することについて、市議会の議決を求めるものであります。
 議案第67号は、岩国駅東口駅前広場整備にかかる工事請負契約を締結することについて、議会の議決を求めるものであります。
 議案第71号から81号までは、公の施設に指定管理者を指定するため、市議会の議決を求めるものであります。このほかにも各会計予算、条例の一部改正の議案等がございますが、詳しくは、お手元の資料をぜひご覧ください。
 次に、「平成31~33年度まちづくり実施計画」について、資料に基づいて、説明させていただきます。
 この「まちづくり実施計画」は、平成26年12月に策定しました岩国市総合計画に基づき、向こう3年間の投資・政策的事業を、効果的に実施していくために策定するものであります。具体的な事業の選定にあたりましては、今後の財政状況を踏まえ、重要度、緊急度、及び事業効果等を考慮して事業の絞り込みを行いました。今回は321事業を掲載しており、そのうち新たに掲載する事業は64事業となっております。時間の都合もありますので、個別の説明は省かせていただきますが、6つの重点施策ごとに、主な事業としてそのうち新規掲載事業を下線付きで掲載しておりますので、参考にしてもらいたいと思います。
 なお、この「まちづくり実施計画」は、本日の記者会見後、本市のホームページにて公表することとしております。
 この「まちづくり実施計画」は、本市の総合計画が将来像として掲げております『豊かな自然と歴史に包まれ、笑顔と活力あふれる交流のまち岩国』を実現するための具体的な計画であります。大変重要なものでありますので、しっかりと財源を確保しながら、着実に進めていきたいと考えております。
 次に、「国際フェンシング女子エペ合宿in岩国」についてお話をいたします。
 この度、3月22日から24日まで中国の成都市で開催されますフェンシングワールドカップ大会の事前合宿として女子エペナショナルチームメンバーによる国際合同合宿を実施する運びとなりましたので、概要を説明させていただきます。
 まず、合宿の期間は、3月13日水曜日から3月19日火曜日の1週間、場所は、愛宕スポーツコンプレックスロータスカルチャーセンターのアリーナ、現時点での参加国は、本市のホストタウン登録国であるアメリカナショナルチームを中心に、練習相手国として日本、ウクライナ、香港の計4ヶ国が参加予定であります。
 スケジュールや交流事業についての予定は、別紙のとおりとなっていますが、現在調整中のものもあります。決定したものからホームページやフェイスブックに掲載する予定としております。
 基本的には、合宿中の見学は自由でありまして、16日の土曜日や17日の日曜日の週末につきましては、オリンピック代表候補者である加納虹輝選手、岩国工業出身でありますが、によるフェンシング教室や「市民健康スポーツのつどい」でも実施いたしました、こちらにありますような、VR(バーチャル)フェンシング体験を開催する予定であります。
 ちなみに、今回の合宿は、ワールドカップにおいてオリンピック出場に繋がるポイントを獲得するための事前合宿でありまして、これらの計画につきましては、選手のコンディションによって、時間や場所が変更する可能性もございますので、ご理解をお願いいたします。
 最後になりますが、「愛宕山多目的広場の複合遊具施設提案書選定に伴うアンケート調査の実施」について、お話しさせていただきます。
 現在、愛宕山地区の医療・防災交流拠点で整備を進めております多目的広場においては、来年度から大型複合遊具を整備する予定としておりまして、今年度内に、公募型コンペ方式により、遊具の選定を行うこととしております。選定に係るプロジェクトチーム会議において3案を選定するとともに、子どもたちの意向を踏まえたものとするため、市内全ての小学校、保育園、幼稚園を対象にアンケート調査を実施したうえで、選定していくこととなりました。
 また、当該多目的広場は、災害時対応機能を備え、万一の災害時には、医療センターや防災センターと連携して、その機能を発揮することのできる市民の安心・安全を大きく担う施設となります。
 そうしたことから、大型複合遊具の提案を求めるに当たりましては、災害時の機能を有することを求めており、また、平常時は市民に親しんでいただけるよう、その可愛らしく親しみのある印象として『ふくろう』をモチーフとした提案を求めております。
 そのほか、より子どもたちに魅力のある施設となるように、すべり台につきましては、耐熱性に優れた50m以上のローラーすべり台を求めております。
 この度のアンケート調査につきましては、これを評価項目の一つとしており、安全性や維持管理費、また、災害時の機能などを評価しながら、多様な見地から総合的に判断して選定することとしております。
 私からは以上でございます。

記者 予算に関して、先ほどお話の中にもあったように日米交流とか英語教育という面ですごく力を入れていらっしゃる部分があると思うんですけど、その辺の意気込みと言いますか、その辺を改めてお話をお願いします。

市長 はい。今日もベネッセコーポレーションさんのほうと英語教育の包括連携協定を締結したところでありますが、教育委員会そして市長部局が連携して教育の推進はもちろんでありますが、愛宕スポーツコンプレックス含めさまざまな拠点施設も活用しながら先般はフリーマーケット、また今度は「ちかくにいわくに」のイベントもございます。そういったいろんなスポーツ文化交流も含めて交流事業をしっかりと広げていきたいというふうに考えております。

記者 ものがある程度できた中で今後はもっと生かすような?

市長 はい。先般の記者会見でもお話しさせてもらいましたが、7月には日米大学野球の選手権大会、そういった大きな事業もございます。多くの日米交流を図っていく中でローカルまたグローバルにも人材を岩国から育てていけるような環境づくりをやっていきたいというふうに考えております。

記者 先ほどベネッセの話もありましたけれども英語教育ということですが、これに予算を使うとなると今の岩国市の小・中の英語教育のレベルというかそういったものをどのように捉えていて、それにどれだけの能力が向上させるというようなのを考えてらっしゃるんでしょうか?

市長 そうですね。先ほどちょっと中でも触れましたけど、ベネッセさんのほうと包括連携協定を結ぶことによって新年度からGTEC(ジーテック)というシステムを導入して小学6年生と中学3年生の全生徒を対象にGTECの試験を受けてもらいます。そこでいわゆる4技能を個々の技能を図ることができます。そこによってまた個々の得意不得意の分野をしっかりと検証して伸ばすことが可能になるというふうに思っております。そして将来的な目標といたしましては中学校3年生におきまして、これはレベルが、これはセルファって読むのかな?要はGTECにもいろいろレベルがあるわけですが、その中で例えば英検。

記者 CEFR(セファール)ですね?

市長 セファール。すいませんセファール1レベル。これセファールでいいですか発音は?

担当者 CEFR A1(セファールエーワン)レベルです。

市長 セファール?

担当者 エーワンです。

市長 A1ですね。CEFR A1レベル。これは英検でいうと3級相当でありますが、この取得率を50パーセント以上というふうに目標を定めております。

記者 今がどれぐらいでというのはあるんですか?

市長 今、英検でいいですか?英検3級レベルで。

記者 いや、わからないです。その何が基準になっているのか。

市長 今のうちの指標がありますかね?英語の。

担当者 今は全員受験していないのでそういったデータはないんですけれども、英検3級相当であれば30パーセント・・・。

市長 30だったかな。

担当者 だと思います。

市長 これからは全ての6年生と3年生にGTECを受けてもらいますので、その中で全体のレベルを上げていくということであります。

記者 英検3級って皆さん小学校6年生も中3もですか?

市長 いやいや中学校3年生において。

記者 そうですよね。それが今は30パーセントぐらいの岩国市は・・・。

市長 ただ全員が全員受けていませんので、希望者だけですので、英検で申し上げますとね。ただなかなか今の現状が全てのレベルがどの辺かということはなかなか数値のデータが今ないこともあります。これからGTECを入れていくことによってしっかりとそういった目標も掲げてやっていくことが可能になろうかなというふうに考えてます。

記者 先ほど今の英語の話もそうですけど総じて今回の新年度予算で特に気を使った点というか、新規施策の中で重きを置いた点どんなところに気を配って予算編成されたのか改めて教えてください。

市長 はい。いろんな項目が予算の中には盛り込まれておりますので、すべてどれも重要ではあるんですけど、その中で今回元号も新しく変わるということでそういった新しい時代が始まるという中でこれまで6つの中心施策があります、いくつも。その中でもやはり、今回私がさっき申し上げたのは「新たな時代 未来創造予算」というふうに言わさせていただきましたが、特に平成30年7月豪雨もありました。その辺の災害復旧、また災害に強いまちづくり、こういったものをしっかりと今まで以上にやっていく必要性も感じております。また、岩国の特色を生かし、若い方々に選んでいただけるようなまちを目指す中でこの英語教育も一つの要素としてしっかりと教育委員会と連携して進めていきたいとうことで予算も具体的に計上しております。

記者 フェンシングに話が飛ぶんですけど、公開練習とかVRフェンシング体験、フェンシング教室、これはすべて無料になるのか、それと事前予約とかそういったものはどうなんだろうと。

市長 無料ですよね?

文化スポーツ担当部長 無料です。

記者 VRもフェンシング教室も?

市長 VRのほうも前回も一回使いましたよね?あのときも無料でただ先着というか・・・。

記者 先着制?予約制?

文化スポーツ担当部長 当日受付というような形で。

記者 すいません続けて、あと愛宕山の複合遊具なんですけど3案に絞ったということなんですけど、最初の段階では何案ぐらい出てきてそのうち3案に絞ったのかということと、小学・保育・幼稚園を対象にアンケートをとるということになってますけど災害時には一般市民も使うんですけど一般市民の意見はどういうふうに反映されるんでしょうか?

市長 はい。3案に絞ったということですが、3社から提案がありましてその3社をすべて図るかどうか、塩村さんの質問に答えるとすれば3社の事業者から提案がありましてプロジェクトチームのほうでその3社をすべて今回アンケートの対象にしようということで決定されたところであります。それで今回さっき幼稚園・保育園・小学校にアンケートをとるということでお話させてもらいましたが、その中にまた幼稚園協会、ちょっと具体的にアンケートの対象は、先生とか、子どもだけじゃなくてそういった関係者・・・。

都市拠点担当部長 生徒さん、児童さんに聞くのももちろんですけど、その担任の教員であったり保育士の方、そういった方にもアンケートを求めることにしております。

記者 一般は求めない?

市長 広く一般の市民に対しては今回は求めるようにはしておりません。

都市拠点担当部長 災害時の利用については、プロジェクトチームのほうで3社さんのほうからヒアリングをいたしましてその上でどのように災害機能を有しているかの判断をして決めていきたいというふうに考えております。

記者 いつごろ決定するんですか?アンケートをいつまでやっていつ最終決定されるご予定ですか?

都市拠点担当部長 アンケートは、2月半ばまもなくですけれども準備が整い次第開始したいと思っておりまして終わりのほうは3月の半ば15日ぐらいを目処にアンケートをする予定にしております。第二次審査としての業者さんからのヒアリング、それからプロジェクトチーム会議で最優秀提案を決めることにしておりますけれどもそれを3月の下旬に予定しております。

記者 例えばこういう大規模なものをやるときには地元への住民説明会とかいうのをよくやりますけど、そういう予定はないんですか?

市長 こういった多目的広場として、医療・防災・交流拠点として市が構想を持ってますよというのは従前からいろんな場所で愛宕山の整備方針といいますか構想についてはお話をさせていただいておりますし、現在あそこの多目的広場のところにもパネルを設置しております。そこで若干レイアウトといいますか公園の細かいところは違いますが、どういったイメージ図をパースではこれまで掲げておりますので、それで十分地域の方々また広く市民の方々もどういったものがそこに整備されるのかということは十分な時間をとってお話をさせてもらっておりますので理解も得られているというふうに思っております。今後具体的にじゃあどういった遊具がそこに設置されるのか、これにつきましてはさっき言った子どもたちのいろんなアンケートも含めて総合的に選定をしていくことになろうかなというふうに思っております。まったくゼロから作るとなるともちろん同じ作業がいるかなと思うんですが、すでにこれまでもそういった大きな遊具を設置しますよということはご理解をいただいているものというふうに考えております。

記者 新しい元号に変わる年ということで聞きたいんですが、昭和から平成に変わるときに各自治体に「ふるさと創生1億円」が配られて好きに用途は自由でというお金があったと思うんですが、今もしそういうお金がぽんと与えられたとしたらどういった・・・。

市長 あるんですか?

記者 いや、今はないですが。

市長 今から予定があるのかなと思って。

記者 元号が変わるときにそういったことが、もし今そういったことがあればどういったことに力を入れたいというのは?

市長 仮定の話なので難しいですけど、今からどこの地方も今人口減少ということでいろんな地方の魅力をさらに作っていくということでいろいろ苦労しながらそれぞれが自治体運営をしております。我が市は、いろんな素材・魅力もふんだんにありますのでやはり選ばれる町として岩国のシティセールス、こういったことをやっていく中でそういった有利な財源等があれば積極的にソフト・ハード含めて具体的にここで何をするかということは申し上げられませんが、やはり未来に向けて有効な使い方をしなきゃいけないと思います。もちろん目の前の課題もそうでありますが将来にわたって岩国が未来永劫発展し続けられる、そして選ばれるまちとしての礎を築けるような、これはソフト・ハード含めてではありますけど、しっかりと有効な事業をやっていくことが必要かなというふうに思っております。期待をしております。そういったことがあることを。

記者 新天皇の即位、新たな元号が決まるということに合わせて市として何か祝賀行事とか祝賀イベント的なものは考えていらっしゃるんですか?昭和から、あの時は崩御ということだったので記帳台を設けましたけど、今回何かお祝い行事的なものというのは考えているんでしょうか?

市長 今のところ具体的な決定したものはございませんが、ちょっと持ち帰って関係者また内部でもまたその辺はちょっと協議をし、またいろんな自治体との情報交換もしてみたいなと思っています。


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