ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 記者会見 > 市長記者会見「今年1年の感想について」(平成28年12月28日)

市長記者会見「今年1年の感想について」(平成28年12月28日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年12月28日更新
  • 日時 平成28年12月28日 11時30分~
  • 場所 議会会議室
  • 担当課 秘書広報課広報班

市長 この1年を振り返ってみますと、今年は1月に私の市長選挙がございまして、3期目ということで市民の信用を得てスタートしたわけでありますが、多くの課題を抱える中で初心に立ち返り、職員と共に色んな課題に向けてまい進をしてきた1年でありました。
 特に今年1年は新市誕生10周年という大きな節目の年でもありました。岩国市歌を制定し、文化芸術創出都市宣言をうたうことによって、新たなまちづくりの指針を示すことができた年だと思っております。またこの間、10年間は合併後引き継いでおりました多くの調整項目がありましたが、これらすべても調整を終えることができました。まさに新市の一体化をさらに醸成し、これから次の10年に向けて新しいまちづくりをスタートした、そういった年だったと思っております。
 またご承知のように、今年は山口県の中で、プーチン大統領またオバマ大統領も訪問されるなど、そういった国策を見てもですね、国の方から見ても大きな国の動きがこの山口県岩国市であった年でありました。私も岩国基地まで行きまして、オバマ大統領をお出迎えし、そこで色んな言葉を交わすこともでき、改めて基地との共存、また色んな文化とか国際交流の面でもこういった基地との共存をしっかりと進めていきたいということを改めて思ったところでもあります。それとですね、今回基地関連におきましては、F-35Bの機種更新等含めて様々な事案がございました。ご承知の通り、12月21日にF-35Bにつきましては、村岡知事と共に岸外務副大臣、また稲田防衛大臣の方に地元の考えを伝えてきたところであります。同時に、安心・安全対策、地域振興策、さらには米軍全体の安全運用をしっかりと徹底してくれるよう強く申し入れもしたところであります。引き続き、市民の安心・安全を守る立場としての責務をしっかりと果たしていきたいと思っております。また10月にユマ基地の方にも視察をいたしましたが、やはりこれまで貫いてきております、ある意味現場主義という姿勢をもって、これは基地問題のみならず様々な分野においてもそういった地域の声、また現場をしっかりと把握することによって複雑多様化する市民ニーズ、市民要望に応えていきたいという姿勢で来年以降も取り組んでまいりたいと思っております。
 あと色々ございましたが、この1年間本当に激動の、色んな出来事があった年でありました。改めて振り返っていますが、本当に多くの市民の方々また議会、本当に多くの皆様のご理解とご協力の中でこの1年間も色々な調整があったにせよ、無事この年の瀬を迎えることができたということは喜ばしいことかなと思っております。年が明けましてもしっかりと健康で、すぐに年が明ければまた色んな仕事が待っておりますので、市民の福祉向上のために取り組んでまいりたいと思っております。
 改めて、記者クラブの今年1年の様々な報道、また市の情報発信等につきまして、大変なご尽力を賜りましたことに感謝をいたしまして、今年の1年の最後の記者会見とさせていただきます。ありがとうございました。

記者 先ほどのコメントの中で激動の年ということですけども、1年間振り返って色んな事に取り組んでいって、100点満点中何点かというのと、漢字一文字で今年1年を振り返るとどういう字になりますか。

市長 なかなか自分といいますか市政全般に対して、市長として私が点数を付けるというのは手前味噌になりがちなものですから、逆にどうなんでしょうね。第三者から点を付けていただきたいなと思っております。どうでしょうか、何点いただけますでしょうか。星でもいいですよ。

記者 前半戦は順調に行ってたんですけど、後半は基地問題でゴタゴタがありましたからね、まぁ85点ですか。

市長 ありがとうございます。大変良い評価をいただいたと思っております。来年は100点目指してしっかり頑張っていきたいと思っております。
 今年1年を振り返って漢字一文字ということで、考えながら来たんですが、毎年同じような漢字を言っているような気もするので、新しい漢字をと思いながら、考えておるんですけどもね。何年か前に使ったかもしれませんけど、やっぱり健康の「健」というのをずっと意識しているんですけどね。

記者 健やかの「健」?

市長 はい、健やか。これから市民の健康づくりを全市総ぐるみで同時にやってますので、これは各分野が連携して市民の健康づくりにつながる策をしっかり展開していこうと言っていますので、こういった年であったと思っております。

記者 来年は、来年早々F-35Bが飛来する予定、基地問題ですけどね、また、2017年というのは、ロードマップ上では艦載機移転の完了予定というか、までにということになっておりますので、基地問題、来年特に大きな基地問題も動き始めるということですが、それについて心構えと言うか、所感がありましたらどうですか。

市長 まず、F-35Bにつきましては、国の説明では、年明け1月に機種更新が実施されるというふうに聞いております。これにつきましては、今回も改めて、その運用に当たっては、細心かつ安心な運用をしっかりと徹底してくれるように強く申し入れもしたところでありますので、ここはしっかりと注視をしていきたいと考えております。
 また、艦載機の移転につきましては、これまでの従来の国の説明では、2017年にその移駐を完了ということで、国が説明をしておりますが、やはりそういった中で、大きな動きがあるものというふうに予測をしております。これに対し、我々もしっかりとこれまでの様々な地域振興なり、安心・安全対策、それもやはり目に見える形で、それを実施をしてもらえるように、強く国と協議をしながら、それを増やしていきたいと思っていますので、ある意味、そういった協議の先に最終的な判断があるということを、これまで常々申し上げておりますので、これまでの市が持ちあわせております基本的なスタンス、これを維持しながら、国と協議を継続していく、そういった年になるかなと考えております。

記者 そのほかに色々課題がありますけども、駅前の方の整備ですね、中心市街地の、こちらの方も期限が3月にくるということもありましたり、黒磯の土地の問題とか、まだまだ積み残しの課題もあると思うんですけど、特に基地問題以外で来年これに傾注したいものがありますか。

市長 継続事業がいくつかありまして、岩国駅につきましては29年度中に自由通路そして橋上駅舎が完成する運びでありますが、継続する駅前広場の工事また道路改良等もありますので一体的な駅周辺整備事業これをしっかりと当初のスケジュール通りに進めていきたいと思っております。併せて中心市街地の民間のそういった中活の話もありますので、これまでのソフトメニュー含めてしっかりと形を詰めていきたいと、また民間でもそういった再開発の動きもありますので、市もしっかりその協議に加わっておりますので、色んな意見交換しながら、またスケジュール間も結構タイトになってきていますので、色んな財政支援措置が得られることを視野に入れながら検討を進めていきたいと思っております。
 また周囲に目を向けてみますと玖珂と周東の総合支所・支所、この建設に具体的な構想が固まりつつありますので、これにつきましても地域の方々に「できてよかったな」と思われるような、そういった総合支所なり支所の建設を具体的に提示しながら進めてまいりたいと考えております。
 そのほか玖珂小学校とか、仮称でありますけれども玖珂周東の学校給食センター、これを今建設しておりますが、これも29年度中には完成し、それを運用を始める予定ですので、これも子供たちの学校行事等に、遅れることによって影響を与えないようにしっかりと時期を合わせて開所したいと考えております。