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市長記者会見「平成28年度岩国市民満足度調査について ほか」(平成28年7月25日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年7月25日更新
  • 日時 平成28年7月25日 13時30分~
  • 場所 会議室31・32(3階)
  • 担当課 秘書広報課広報班

市長 本日は「平成28年度岩国市民満足度調査」、「平成28年度全国高等学校総合体育大会」についてお話します。
 まず「平成28年度岩国市民満足度調査」についてですが、本市では、今後の市政運営とか、総合計画の進行管理及び後期基本計画策定の基礎資料等とすることを目的といたしまして、「岩国市民満足度調査」を昨年度から実施しています。調査項目は「福祉・保健・医療」や「観光・産業・労働」など、市が実施している7分野31項目の施策と総合満足度1項目を合わせた32項目となっておりまして、調査結果については、お手元に配布しています報告書をご覧ください。
 今回で2回目の調査となりましたが、総合満足度は、「満足」と「やや満足」の合計が50.7%となり、前年度調査と比較いたしますと、2.7ポイント上昇しておりまして、市の施策全体の満足度は、高まってきていると考えられます。また、総合満足度以外の31項目についても、19項目が前年度の数値から増加をしております。
 今後は調査結果の推移等を十分に勘案しながら、それぞれの分野における事業について拡充・見直しを図り、「市民の満足度の向上と持続可能な行政経営の実現」に向けて取組を進めてまいりたいと考えています。なお、この「岩国市民満足度調査報告書」は、本日の発表の後、ホームページで公表することとしております。
 次に、「平成28年度全国高等学校総合体育大会、インターハイと呼ばれますが、これについてお話しさせていただきます。今大会は、中国地方の5県でのブロック開催となっています。山口県においてはご承知と思われますが「バレーボール、ハンドボール、フェンシング、空手道、なぎなた、カヌー」の6競技が開催されます。そのうち本市においては、フェンシング及びカヌーの2競技が開催予定となっております。
 まず、フェンシング競技ですが、7月29日16時から岩国市総合体育館で開会式を行い、7月30日から8月2日までの4日間、学校対抗、また個人対抗による競技が行われます。参加者でありますが、全国から男女合わせて761人の選手監督が出場されます。本市からは、岩国工業高等学校から学校対抗に男女それぞれ1チーム、個人対抗のフルーレとエペに、男女それぞれ1人が出場の予定であります。
 次にカヌー競技でありますが、8月8日15時から、岩国市周東文化会館(パストラルホール)こちらの方で開会式を行いまして、中山湖特設カヌー競技場で8月9日から12日までの4日間、200m及び500mのスプリント競技が行われます。参加人数は全国から男女合わせて700人の選手監督が出場され、本市からは、高森高等学校から、男子はカヤックのシングルに2人、ペアに1組、カナディアンのシングルとペアにそれぞれ1組、女子はカヤックのシングルに2人、ペアに2組、フォアに1組が出場予定となっております。
 現在、市実行委員会では、組合せ抽選会や役員・補助員等スタッフの編成を終えまして、準備作業も最終段階を迎えております。また県内の高等学校では、高校生活動として手書きの歓迎・応援のぼりの作成やプランター用の花の栽培、清掃活動、PR活動を実施されてきております。当日の大会運営につきましては、大会役員のほか、岩柳地区の高校生・中学生約500人に競技補助員として、大会を支えていただく予定であります。全国から出場される選手たちが、日頃の努力の成果を十分に発揮され、大きな感動を呼ぶ大会となりますように、しっかりと盛り上げてまいりたいというふうに考えておりますので、どうぞよろしくお願いをします。私からは以上であります。

市長 この満足度調査の中にもいろんな自由意見ということで、たくさんの意見…これは資料に入っていませんが、多岐にわたって質問や意見が述べられておりまして、いくつか申し上げると、市政情報の発信方法とか、発信不足でもっとしっかり発信したらいいじゃないかとか、職員の資質の向上とか接遇の向上、あとやっぱり熊本地震がありましたので、防災関連の要望とかそういったご意見もあったかなと見受けました。あと旧市と旧町村のサービスの施策の格差、公共交通やバスの要望とかそういったことが多かったですね。あえて満足ばかりではなくて、中には基地に関する不安や不満、防音工事などについて、また交通安全対策、ごみ収集、下水道整備、いろんなそういったご意見等も見受けられました。あと少子高齢化になりますので、高齢者の介護予防、健康管理、こども医療費の助成とか、ショッピングとか娯楽施設がない、駅前の活性化、市場活性化、農業振興まさに多岐にわたっていろんな自由意見をいただきましたが、トータル的には数値的に申し上げた通り、2回目でありますが「満足」「やや満足」というそういったところで前回の数値よりも満足度が高まっております。いずれ他の事も全て精査しながら市民全体の満足度が上がるように総合的に取り組んでまいりたいということであります。

記者 満足度調査なんですけどね、調査するのは大変いいことだと思うんですけど、回収率がすごい悪いように思うんですけど、38.57%、これの回収率では十分な市民の調査ができてるのかってなってくると疑問点が付くんじゃないかなと思うんですけど。

市長 今回、有効回収率38.57%になります、約3,000人を対象に無作為抽出でやっておりますが、やはりご質問の通り自由意見の中でもですね、調査方法等についての意見ということで施策の設問ですね、設問の施策などがわかりにくい、要は回答しにくい設問というのがご意見の中にもありました。その中で調査の有効性などについても、今後もこういった調査をやっていきますので、分かりやすい問いかけ、設問の設定とかもですね、考えたいと思っております。

行政経営改革部長 統計調査といたしましては、一応3,000人対象で、38.75%で分析をさせていただくことについては、調査の手法としましては別に問題はないというふうに思っております。

記者 実はね、私のところにも来たんですよ、アンケート調査。まぁ答えるのが大変。もっとやっぱり市民の調査をやるんならばもっとわかりやすく簡単に回答できるような調査方法の方がいいんじゃないかなと私は率直に思った。やはり書きながら、多分回答する人少ないだろうなと思ってたんですよ、で案の定38.75%だから、ちょっとあまりにも質問内容が多すぎたんじゃないかなという気がしたんですよね。

市長 対象とか質問の方法については問題ないと思いますが、内容ですね、質問の内容等についてはもっと分かりやすい設問、また量を含めて次回につなげたいと思います。なるべく回収率、回答数が上がるように、またなるべく回答しやすいようなそういった工夫も若干考えたいと思っております。

記者 全く関係ないことですけどいいですか?ポケモンGOが配信されまして、すでに全国ニュースでもいろいろトラブルが出てるっているような話も聞きます。で岩国市内でまだ大きな事故の話は聞かないんですけど、やはり信号が赤になっているのに気付かずに道路に飛び出して接触しそうになったとか、自転車同士がぶつかりそうになったとか、ちょっと聞いた話だと昨晩、中学生が飲食街を深夜、ポケモン探して歩き回ってて警察の方から指導を受けたっていう話も聞くんですけど、今後大きな事件事故が起きる前にやはり市として何らかの指導とか啓発活動とかっていうのが必要になってくるんじゃないかなと思うんですけど、その辺市長は?

市長 ポケモンGO、まさに世界的な社会現象として今注目されておりまして、日本でもダウンロードが可能になったということで最近のメディアの方でもいろんな社会的なニュースとして把握しております。やはり「ながらゲーム」と言いますか、運転しながら、車とか自転車、また歩きながらということで、このゲームをしながらいろんな事故が起きているということは承知しております。このゲームをすること自体は問題はないんでしょうけど、マナーと言いますか、やはりいろんな問題の中で、大きな事故につながる危険性があること、例をあげると立ち入り禁止場所に入ってゲームを楽しむことによっていろんなトラブル、先程ご紹介があったように、深夜にポケモンのモンスターを探すために深夜に出歩いて、夏休みにもなりましたしね、そういったことが起きているのかなと思っております。私は詳しくはありませんけど、市内各地においてもいわゆるレアモンスターがどこどこにいたとか、どこどこのスポットがパワースポットであると、そこに行けばいろんなレアなモンスターがゲットできるとか、そういった情報が今のSNS社会でありますので、すぐに拡散されていますね。そうするとやはりスマホ持ってダウンロードされている方々がそこに集まると、そこで近隣の方とトラブルになる可能性もあるし、時間帯問わずそういうことがあれば、いろんな課題・問題等が起きてくる可能性があります。市としてこれを中々どう対処していいのか、まだ内部で協議はできておりませんが、今学校とかですね、そういうところではいろんな心配もあるようですので、警察とか教育関係者、また関係する部署ともですね、どういったものかを今から対策とまではいきませんが、事件事故につながらないような基本的な協議や話し合いをした方がいいんじゃないかなと思っております。逆に何か、この点はまだ分からない部分がありますから、どういった対策をしたらいいのか、もしあったら専門的なご指導があったら教えてもらいたいなと思いますが…。ダウンロードされているでしょ?

記者 いや、していないです。

市長 やっぱり携帯をやりながらというのは今までもいけないわけであって、携帯を見ながら話しもだめですけど自転車に乗って運転しながらというのは、そういうこと自体今でも罰則・交通マナー違反につながると思いますので、交通安全対策委員会の会長としても「ながら運転」とかはダメだとうメッセージはしっかりと発信していきたいと思っております。

記者 現時点で市内の施設とか入ってはいけないところに入ってトラブルになったという情報は入っていませんか。

市長 私のところには事件事故につながったという情報は入っていません。

記者 怖いのが不用意に岩国基地の方に入ったりとか、錦川に落ちたとか。

市長 川に落ちたとか水路に落ちたとか、海外でもあったというように聞いていますけど、あまりにも集中しすぎて転落事故等に遭う危険性がありますから、まずはやる人本人がしっかりと注意して喚起していかないと、市の方で徹底して管理するのは難しいと思いますが、注意啓発、これはやっていかないといけないかなと思います。

記者 せっかく交通事故の非常事態宣言を解除したんだから、また今度はポケモンGOやってて死亡事故が起きたってことになると。

市長 そうですね、これまで交通死亡事故というのは高齢者の方が多かったですが、ポケモンGOとかネットゲームは比較的若い方が利用されていると思っておりますので、若い方の事故が急増しないようにしなきゃいけないなと思っております。