麻里布地域におけるクラスター発生後の対応として、接待を伴う飲食店等を対象に、短期・集中的に、幅広くPCR検査を実施しました。
その後の追跡調査で、麻里布地域のクラスター関連を含む感染者数は、72人となりましたが、11月27日の感染者確認を最後に、本日まで10日連続で、麻里布地域関連の新たな感染者は発生しておりません。
このような状況を踏まえまして、麻里布地域のクラスター収束宣言をさせていただきました。
市では、12月1日、岩国環境保健所から講師を迎え、感染予防についての研修会を開催したのに続き、今回、基本的な感染予防対策を確実に実施している店舗等に対し、「予防対策実施店ポスター」を配付し、「実施店」としてPR・応援を行います。
具体的な流れは、各店舗が基本的な感染予防対策を記載したチェックリストを確認・記入の上、その実施店申出書を協力団体や市に提出していただき、引き換えにポスターを配付します。また、店舗名を市HPで紹介します。(詳しくはこちら)
こうした取り組みを通じ、地域のにぎわいが戻り、いつもと変わりない年の瀬となりますよう、市、関係団体や各店舗の皆様がワンチームで進めてまいります。
なお、医師会病院においても、本日7日から、外来診療や救急センターを再開されています。
あらためて医療従事者の皆様に感謝いたしますとともに、市民の皆様には、決して感染された方を、誹謗・中傷したりすることのないよう重ねてお願いします。
ウイルスからご自身を守るということだけでなく、ウイルスを他人にうつさない という観点からも、マスク着用の徹底をお願いします。
さらに、こまめな手洗いや手指消毒、寒い時期ではありますが、定期的な換気もぜひ実行していただきたいと思います。
この度のクラスター発生のピンチを乗り越え、「感染予防対策に積極的に取り組むまち」「安心・安全なまち」として、麻里布地域のみならず 岩国市全体が多くの方に受け入れていただけるよう官民あげて取り組んでまいります。
御理解と御協力をよろしくお願い申し上げます。
令和2年12月7日
岩国市長 福田良彦