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医療・防災交流拠点づくり

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年4月1日更新

医療・防災交流拠点づくり(4分の1の区域のまちづくり)

 4分の1程度の区域で行う「周辺環境対策に配慮したまちづくり」については、平成21年5月の市議会愛宕山地域開発事業調査特別委員会において、「高度医療と複合防災施設による医療・防災 拠点づくり」というまちづくりのコンセプトをお示しし、「国立病院機構岩国医療センターの移転新築」、「防災機能を備えた多目的広場の整備」、「消防署統合移転」、「防災センターの新設」、「福祉施設の設置」を進めていくことにご理解をいただきました。

 その後、平成21年9月の特別委員会では、このコンセプトに沿った土地利用計画概要図についてご理解をいただきましたので、翌10月には市内4か所の会場で住民説明会を開催いたしました。

 この地区において、医療・防災交流拠点としてのまちづくりを進めるにあたり、必要となるインフラについては、岩国医療センターの事業スケジュールに合わせて県と市が協力しながら整備を行い、平成24年度末にすべての工事を終えています。

 道路については、平成24年3月に県道南岩国尾津線をはじめ全区間供用しており、国道188号から県立岩国商業高校方面(市道牛野谷町29号線)へ通行ができるようになっているほか、百合ヶ丘団地や七曲団地からこのまちづくり区域を通って、国道188号や県立岩国商業高校方面へ出ることができるようになっています。

 また、愛宕山まちづくり区域において、牛野谷町三丁目、門前町二丁目、尾津町一丁目、尾津町二丁目及び南岩国町二丁目の一部の町の区域と名称が、愛宕町一丁目に変更になりました。

 各施設の整備については、平成25年3月24日に岩国医療センターが開院し、平成25年4月1日に特別養護老人ホーム灘海園が開園しました。 

 いわくに消防防災センターは、約1.7ヘクタールの敷地に消防庁舎と本格的な訓練施設を配置するほか、庁舎1階には防災シアターや地震体験施設など、岩国地域の災害特性を踏まえた体験学習をすることができる岩国市防災学習館を併設しており、平成28年3月1日から運用を開始しました。

 また、一体的に整備する多目的広場については、市民の憩い・交流の場であるとともに、災害発生時には、物資の輸送拠点として災害支援活動などを行うことができるよう整備し、令和3年3月27日に愛宕山ふくろう公園として供用を開始しました。これにより、4分の1の区域のすべての整備が完了しました。

いわくに消防防災センター

いわくに消防防災センター写真

平常時イメージ図

平常時イメージ図

災害時イメージ図

災害時イメージ図

多目的広場全体計画平面図

(全体計画平面図)